早いもので、先日ドイツ便にてどっさり入荷しましたカナヘビたちも残りわずか、嬉しいような寂しいような。
それでもたくさんのお客さまに生体の魅力を知って頂き、お求めいただければ次回はもっともっとパワーアップした、思い切った種類や量の入荷に繋がりますので、まだまだこれからも魅力をお伝えしていければと思っています。
タイトルの通り、当店のお客様でカナヘビ、特にヨーロッパのPodarcis属のカナヘビの魅力にどっぷりと浸かっている方が急増中です。ハンドリングにはまったく向きませんが、そのカラー、模様、行動など、時間を忘れて観察するのに充分すぎる魅力を小さな体の中にたくさん秘めています。
活動的でレイアウトも崩さず、人前にも堂々と出てきてくれます。
雌雄や複数飼育の場合、お互いの存在を確認し、干渉しあい、時には喧嘩をすることもあります。その様子がどうも人間社会や行動にリンクする部分があり、見ていて本当に面白いです。
こちらはそんなPodarcis属のカナヘビ、チレニアカベカナヘビです。
オスのカラーリングは以前もご紹介させていただきました通り、メタリックブルーとメタリックグリーンのグラデーションで、地色のブラックと調和し、上品な派手さと高級感を演出します。
飼育に至っては、そこは強権種として知られているPodarcis属、何も難しいことはなく、極端な高温、低温、水切れに気を付ければ問題ありません。
エサは口に入るサイズのコオロギやシルクワームのほかに、果物なんかも舐めますので、当店ではレパシーのデイゲッコーフードを与えています。
本種はそれなりに高価ですが、国内には数年ぶりの入荷となり、次回の入荷にも年単位で待つ必要がある可能性が充分にあります。
そして、ラスト1ぺアとなりました本種ですが、来週の水曜日までに売れなければ非買としてマイペットにします(笑)個人的にも喉から手が出るほど欲しいペアですので、次回の入荷を考えても抑えておきたい……と思っています。
こちらは残り少なくなりましたクレンメリーカベカナヘビ。本種もマイペットで抑えています(笑)
目を見張るほど美しく成長しますので、個人的にはいくらいてもいいと思っています。カベカナヘビは小型で場所も取りませんので、省スペースでたくさん飼育できるのも魅力の一つです。