「最近キャンドルはカメレオンよりカナヘビとタランチュラに走っている」
とご来店のお客さまにもささやかれていましたが、CANDLEの本来の姿はやはりカメレオン屋。
それを裏付けけるべく、かねてより準備していた荷物が店頭に到着しました。
結論から言うと、カメレオンだけで総勢200頭をはるかに超える数の入荷になりました。
得意のタンザニア便、しかも毎度おなじみの自社輸入です。
現在当店が輸出をお願いしているシッパーさんは、タンザニア人とは思えないほど(失礼・汗)動物の取り扱いが丁寧で、こちらからの細かなリクエスト、アイテムの変更もしっかりと聞いてくれる、なおかつレアアイテムもしっかりと集めてくれるという、本当に優秀なサプライヤーです。
正直、彼と出会っていなければタンザニア便を自社で輸入などしていないと思います。とにかくタンザニア便はリスクの大きな現地便、到着時に半分くらいアウト……ということも決して珍しくありません。
そんな中、CANDLEに到着しましたカメレオンたちは、初期の給水以外の立ち上げが必要ない個体がほとんどで、輸出までに大切に飼育されていたことが、着状態からビリビリと伝わってきます。
カメレオンショップでも、CANDLEだからこそ実現可能なアイテム数と個体数、それでは駆け足でご紹介させていただきます。
まずはレッドルディスカメレオン。お客さまからのリクエスト多数だったため、しっかりと現地に熱望して輸入しました。
ご覧の状態で、メスは持ち腹多数です。通常のルディスも少数ながら輸入しております。
ジャクソンカメレオン“メルモンタヌス”。
本種は世界に向けて輸出の割合が少なく、本当にしっかりとしているシッパーでないと本種の輸出割り当てを獲得できないと聞いています。もちろんCANDLEにはしっかりと輸入されてきております。
持ち腹らしきメスも複数いますので、ご希望の方はお伝えください。
久々のワーナーカメレオン、こちらも持ち腹多数です。本種のような典型的な高山種をしっかりと飼育し、ベビーを育てている飼育者さまが国内にもいることは、日本が世界に誇れる快挙のひとっつだと思います。
当店でもしっかりとデータを集め。少しでもCB化に貢献できるように努めたいと思います。
ツーストライプカメレオン。
安価なせいかあまり注目されない本種ですが、今回輸入しました子たちをみたらその価値観は一遍すると思います。
モノトーンでシックなイメージがありますが、カメレオンを何も知らないお客さまからも「この子たち綺麗!」と言われるほど、
現物は渋く美しいです。もちろん本種も持ち腹多数です。
写真がイマイチですが、ディレピスカメレオンです。
安価なせいか、はたまたあまりにもスタンダードなその容姿のせいか、あまり注目されない種類であることは否めませが、このような種類こそ飼い込むことで本領を発揮します。
今回、雌雄のご指定、ペアはもちろん、非常に見事なガッチリとした体格の子もお選び頂けます。その個体もまた、お客さまの価値観を一変させるでしょう。
みんな大好きメラーです。
今回もわかめ個体から超ビッグサイズまで、いつもよりちょっと多めに輸入しました。
店頭でお気づきになった方も多いかと思いますが、CANDLEの言う「ちょっと多め」とは、10や20ではありません。今回40頭輸入しました。
大型のため場所は取りますが、非常に飼育しやすく高温を好むため、環境造りのハードルが非常に低いところがワンポイント。
さらにサイズのわりにお値段もリーズナブルなところがさらにポイントが高いと思います。
店頭で非常に多くのお客さまを魅了したのが、画像の見事なデレマカメレオン。
残念ながら画像の子は即完売になってしまいましたが、若い個体から即繁殖可能なサイズまでより取り見取りです。ただし残念ながら今回持ち腹個体はいませんでした。
なぜは当店はいつもデレマは持ち腹に恵まれません。チャンスがあったら自分でもベビーを育ててみたいと思っているのですが、次回輸入の際には持ち腹個体もリクエストしてみます。
一部のマニアさまから強烈な支持を頂いておりますテヌエドワーフカメレオン。
個人的にも小型のカメレオンの中でもかなりおすすめできる部類だと思っています。高温もある程度耐えてくれ、活動的なその姿は見ていて飽きません。また、興奮時やリラックス時には大変美しいブルーの細かなドットが全身を多い、なんとも言えない上品な美しさを表します。
触れると壊れてしまいそうな華奢な見た目ですが、だからこそはかなくも美しい本種の世界。機会があれば是非のぞいてみてください。
前回の輸入に引き続き今回も輸入しましたギザミネことアキュミナータスコノハカメレオン。
よく目にするヒゲコノハとは、見た目も性質もかなり異なっています。今回本種も持ち腹がいますので、次世代を狙って飼育してみてはいかがでしょうか。
そしてスピノーサスコノハカメレオン。
本当は半年前に今回の便を輸入しているはずだったのですが、その際にリクエストしていたのが本種。半年前に集めた子たちは他のシッパーに譲ってしまったそうですが(思えば日本に少し前に少数入ってきたのがそれだったのかも…)、今回もバッチリ集めてきてくれました。
とにかく興味の尽きないフォルムで、一度見たら忘れられません。我こそはというマニアの方には、是非複数で飼育していただき、次世代を目指して頂きたいと思います。
一部紹介できていないカメレオンもいますが、次はヤモリです。
ヒガシアフリカネコツメヤモリ。こちらもお客さまのリクエストを頂きまして輸入アイテムに加えました。
小型で扱いやすいネコツメヤモリで、決して高価ではありませんが一部しっかりとファンの心をつかんでいます。
「小さい子をがんばっておくるよ~」と言われて楽しみにしていたら、まさかのメータークラスが到着しましたアフリカンロックモニター(ノドグロイワオオトカゲ)。まぁ現地と日本の「小さ目」の感覚の差ということで……(汗)
とはいえなかなかお目に掛かれない大迫力サイズにお客さまも興味津々です。
あくまで現状ですがハンドリングも行えます。もしベタ慣れになったらものすごくかわいいペットリザードになると思います。店頭では複数いますので、大きさや柄など、お好みの子を選んでください。
バタースビーヤブコノミ。
大変美しいエメラルドグリーンの体色が魅力的ですが、主食やヤモリ…(汗)しかし、当店ではなるべくいつも活ヤモリを販売するようにしておりますので、安心して飼育してください(?)
ここからはスリナム便にて入荷しました生体です。
アイゾメヤドクガエル“robertus”。画像の通り背中がほぼ真っ青なブルーのタイプと、スタンダードにべっとりイエローが乗るタイプが入しています。
さすが大型のヤドクだけあって大変見栄えよく、レイアウトケージによく映えます。
アマゾンツノガエル“オレンジ”
久々の入荷となりましたアマゾンは、オレンジ色をチョイス。サイズもグッドです。
最後は誰が見てもかわいいテヅカミネコメガエル。
少数のみの入荷ですが、厳選した美個体を選びました。その名の通り手でつかんでエサを食べる姿を一度見てしまうと、きっと虜になります。
いくつかご紹介できていない種類がありますが、とりあえず駆け足でご紹介させていただきました。
特にカメレオンたちはなかなか普段見られない物量となっており、メルマガ配信直後からたくさんのお問い合わせ、売約を頂いております。
これだけの量を輸入するのははっきり言って大変です。リスクも大きいです。しかし、CANDLEからカメレオンを迎えたいと熱望され、お待ち頂き、笑顔で迎え入れてくださるお客さまが本当にたくさんいらっしゃることが、勇気が必要な大きな輸入の決定の際に背中を押してくれます。
現実的な話ですが、購入してくださるお客さまがいなかったら大規模な輸入はできません。これだけのカメレオンたちを輸入できるのは、本当にたくさんのお客さまがCANDLEを支えてくださっているという大きな証でもあり、強く誇りに思っています。
専門店として厳しい目でチェックを行い、お客さまのところで元気に暮らせるカメレオンを送り出すことが、CANDLEを信じ、支えてくださっているお客さまへの恩返しになると思っています。
最後は固い話になりましたが、とにかく店頭が賑やかになっています。是非是非足を運んで現物をご覧になってください。
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