昨日のブログの記事のパンサーカメレオンのローカリティのリクエスト、本当にたくさんのご意見をお寄せいただきありがとうございます。
やはり「しっかりとした産地の個体を導入したい!」と思われているお客さまが多いことに変な話ですが安心感を覚えました。多くのお客さまが確固たる信頼を寄せてリクエストをくださるからこそ、思い切った輸入計画、話し込みを自信を持って行うことができます。本当にありがとうございます。
まだ継続してリクエストはお待ちしておりますので、どしどしお寄せください。
さてさて、本当は昨日書きたかった新入荷のお話です。
先日ご紹介しました自社輸入のタンザニア便とは別便で到着しましたタンザニア便から、少数ながら入荷を致しました。
まずは画像のヒゲコノハ。前回入荷のタンザニア便では、レアな二種類のコノハをオーダーしており、スタンダードは本種の輸入を忘れていました(汗)
タイミングよく今回の便が来たので、とりあえず少な目ですが50頭ほど入荷しております。もちろん雌雄のご指定やペア、トリオのご指定も可能です。
店頭でご覧になった方も多いかと思いますが、コノハカメレオンはレイアウトケージ内で自然繁殖することも多く、店頭でも毎年『自然発生』したコノハカメレオンがケージ内を歩いています。大自然の営みと命のサイクルを小さなケージの中で再現してくれるコノハカメレオンは、ある意味命の教科書と呼べる存在かもしれません。
大変美しいカラーリングを見せるこの子はギュンターツリーラセルタ。密かに狙っていながらもなかなか入荷できなかったカナヘビです。
見方によってはニホントカゲに見えないこともないですが、アダルトになると鮮烈な尾のブルーが褪せてしまうニホントカゲに対して、本種は成体になってもそのカラーは褪せることはありません。
樹上性というその特性も手伝って大変観賞しやすく、小型でケージも小さ目で済む、そして何より安価という点からも、おすすめ度100%のカナヘビです。
Twitterに画像をアップしたところ、あっと言う間に50件以上のお気に入り登録を頂きましたことからも、その人気度がわかります。
「ニホンカナヘビじゃないか!」と言われるのを覚悟の上でご紹介のジャクソンモリカナヘビ。もちろんニホンカナヘビとは別種です(汗)
カラーリングは似ていますが、本種の方がより光沢があり、光加減によってはメタリックに発色する大変美しいカナヘビです。
が、悲しいことに画像ではその美しさがまったく伝わりません。本日店頭で現物をご覧になったお客さまは「綺麗じゃないか!」と仰ってくださいました。
是非現物をチェックしてみてください。
同じくタンザニア便にて久々に入荷しましたレッドトラップドアスパイダー。
もはや説明は不要だと思いますが、大変特徴的なクモで、個人的にはどこかカニに似ていると思っています(汗)
クモなのにツルツルした平面を上ることもできず、非常に獰猛な性格で、猛りながら壁を登れずにツルツル暴れている様はどこか哀愁があります。
久々に到着しましたゴールドに輝くタランチュラ、ウサンバラオレンジバブーン。
色彩、価格ともに非常に手を出しやすい種類ですが、性格は荒く、やや攻撃的なので取り扱いには充分注意してください。
このタランチュラをみてピンと来る人が日本に何人いるでしょうか。
Harpactira pulchripes です。自分自身も実際に紹介されるまで「なにそれ??」という感じでした。
よくよく調べてみると、全身ゴールドのボディに、脚部がPoecilotheria が威嚇の際に相手に見せる脚部の裏側のメタリックに輝く部分(この表現でわかるかな?)のようなギラギラのメタリックに変色します。
国内への流通はもちろん皆無に等しく(自分の知る限り)、海外では稀に流通するのですが、とてもじゃありませんが手が出る値段ではありませんので、入荷は絶望的だと思っていたのですが、今回奇跡的に入荷することができました。
アダルト個体のカラーは下記リンクよりご確認ください。
Harpactira pulchripesアダルト個体参考画像
一見の価値ありです!!!
ムカデもホットな入荷がありました。
国内でも流通量が少し増えてきましたガラパゴエンシス。そのほとんどが全長15cmほどの個体なのですが、今回当店の到着しました個体は、全長22cmオーバー(プラケ越しに計測)、なかなかのボリュームです。
早速コオロギを瞬殺してぼりぼりと貪っていました。
そしてそして、とんでもないヤツがきました。
画像ではそのサイズが伝わらないと思いますのでもう一枚。
わかりますか?正しいサイズの計測は難しいですが、現地のシッパーが測定したところ28cmという化け物サイズのオオムカデ。
その正体はScolopendra sp RED と名付けられた(正しくは名前がないからspなのですが…)超巨大種。その名の通り燃え上がる様なファイアーレッドが全身を包み、そのパーツ一つ一つが巨大。あの世界最大種と言われていますペルビアンジャイアント(Scolopendra gigantea)を遥かに凌ぐサイズに成長するという、まさに「未知なるモンスター」です。
国内への紹介もほぼ無く、もちろん当店初入荷となります。CANDLEのネットワークをフル活用してこそ出会えた怪物です。
お値段もかなりのものですが、見るだけならタダなので(汗)、興味のある方はちょっと無理をしてでも見に来てください。絶対に後悔はしないと思います。
その他、画像を撮り忘れていますが前回同様、セマルハコガメのスーパーブリーダーさまよりアダルトサイズのセマルが到着しており、今回はオスも複数来ていますので、ご指定も可能です、メスもフルサイズの子が到着しておりますので、気になる方は是非お問い合わせください。
連日入荷が目白押しのCANDLE店頭、もちろん次回現地便もしっかりと計画し、動いておりますのでご期待ください。
冒頭でのご紹介の繰り返しになりますが、マダガスカル便のパンサーカメレオンのリクエストも継続して受付中ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
最後にご紹介を忘れていましたおまけ画像
店内ではかわいいサキシマカナヘビのベビーが誕生しています。