今回の出張では南国ファームにあえて立ち寄らずに、現地の調査とお目当ての生体の捕獲がメインだったので、あえてレポートすることもないかな、と思っていたのですが、「写真だけでもアップしてほしい!」というご意見が意外にも多かったので、とりあえず駆け足でご紹介させていただきます。
ほとんどが記録用の写真ですので、あまり面白くないかも知れませんがあしからず(笑)
南国ののどかな風景です。どこまでも続く草原と青い空が心地よく、いつまでもボーっとしていられそうです。
しかしのんびりしてもいられません。何せ今回はまさかの宿無しの弾丸ツアー。体が動く限り昼夜を問わずフィールドを歩き回り、生息地や環境を調べます。
こちらはもはや全国のお客さまにお馴染みかも知れません南国の桑の葉。内地でもよく桑を探しますが、南国の桑はやはり質感や色彩も全然違います。
この写真、よく見るとキノボリトカゲがいます。
散策の途中で、日本最大のトカゲ、キシノウエトカゲにも出会えました。全長30センチ以上の大型個体です。本種は天然記念物なので、当然捕獲はNG、写真だけです。
足が棒になるとはよくできた表現だと実感するくらい歩き回り、今回のお目当ての生体に出会えました。
サキシマカナヘビです。
店頭でも力を入れてブリードしている種類の一つで、日本が世界に誇る美種でもあります。
今回は店頭での種親候補の分と、前回早めに完売してしまいましたので、店頭での販売予定分をゲットです。
夜間の散策では、これまた天然記念物のヤエヤマセマルハコガメにも出会えました。
意外と人を怖がらず、見ている前でも堂々と活動していました。
夜間のフィールドワークでは、無防備に眠るキノボリトカゲの姿をよく見かけます。昼間はあんなに警戒心が強いのに、夜間がこれでは意味がありません(笑)
夜間の採取では数頭のヘビと共に、このアオミオカタニシもゲットしています。
こちらも大変な人気種ですので、頑張って探しました。
あっという間だった南国への出張、しかしその内容は非常に濃く、現地の気候から学ぶことも多かったです。
次回は我が南国ファームへの出張を予定していますので、簡単ですが、レポートできればと思っています。