先日ご紹介させていただき、イベントでも「めちゃくちゃ綺麗!!でも高いので買えない…」と(笑)、大変大きな反響を頂いておりますブルーアマガエルたち。
自分用に少しだけキープはしていますが、その発色はまるで宝石のようで、海外のからのお問い合わせも頂いているほどです。
写真ではその青さがまったく伝わりませんが、どんどん成長し、ますます青みが強くなってきました。
大きく育ってきた子は強烈なメタリックブルーで、肌の質感も通常のアマガエルとは少し違うような感じです。
店頭では残り数頭ですが現物をご覧いただけますので、ひとたび見つかればその町のニュースになるレベルの、宝石のようなアマガエルを是非ご覧になってください。
話は変わって店頭でもイベントでも大人気のエボシカメレオン。
ありがたいことに、ここ一週間ほどは毎日数頭ずつ卒業が決まっています。先日怒涛の100頭入荷しましたブルー血統のエボシちゃんたちも少しずつですが数を減らしてきました。
その間もどんどん食べ、グングン成長しています。ナゴレプでの卒業生たちも元気ですと連日ご連絡を頂いており、ここ数か月で一気にカメレオン人口が増えたことは間違いないでしょう。
お電話やメールでお問い合わせのお客さまに「お店ではどんな環境でカメレオンを飼育しているの?」と聞かれます。
自分自身が長年カメレオンを飼育、繁殖してきた中で得られた経験と、海外のブリーダーさまとお話する中で感じたいくつかの環境要因、その必要性を取り込みつつ管理がしやすいように(←お店ではここ大事・笑)、なおかつカメレオンたちがのびのびを暮してくれるレイアウトを意識すると、このようなケージになりました。
他のショップさまで見る環境を比べると、植物や枝がかなり多いのが特徴的です。
店頭ではこのように、なるべく生きた植物をふんだんに使い、場合によっては造花もタップリと使い、一見するとカメレオンがどこにいるのかわからないくらいのレイアウトになっています。
こうすることでケージ内に明暗ができ、温度差ができ、カメレオン自身が好きな温度、照度帯を選べます。
また、霧吹きによって給水する際にも、植物の葉や枝についた水滴が非常に多くなり、飲み水へのアクセスポイントを増やすだけでなく、湿度の維持にも一役買っています。
あと行っている世話としては、ケージ内にエサをばら撒くだけ(汗)、メッシュケージですのでコオロギが逃げ出すこともありません。
まだまだ国内ではこのようなレイアウトの飼育方法はメジャーではありませんが、今後カメレオンの飼育環境はこのようなスタイルが基準になっていくのではないかと考えています。
カメレオンは本来、森林の中で隠れながら、擬態しながら生きている動物です。身を隠す植物や葉っぱが多い方が落ち着くのは自然なことなのです。
パンサーのベビーも同様の環境ですくすくと育っています。
こちらは産まれて間もない個体を飼育している環境、やはり植物は多めです。
トランスのエボシベビーも少しずつ大きくなってきました。
この飼育環境のお話は毎日のように店頭でお客さまにさせて頂いておりますが、環境づくりで悩んだらいつでもご連絡ください。
またまた話は変わって、綺麗なフトアゴたちが入荷しております。
ブリーダーさまによる繁殖個体の“スノー”。本当に真っ白に近いクオリティです。
同じく“スノーレザーバック”。
今回はブリーダーさまのご協力により、大特価でのご提供が可能になり、早くも店頭でご覧になったお客さまが続々と連れて帰ってくださっています。
写真より現物の方が綺麗ですので、是非店頭でご覧ください。
最後の画像はサキシマカナヘビ。ポツリポツリと卒業が続いており、残りが少なくなってきました。
画像の子たちは種親候補の個体ですが、現在種親が10頭(ヤングを含めるともっといますが…)のみなので、最低でも種親で20~30頭体制でブリードラインを組もうと思っています。
産まれたベビーは店頭でもご覧いただくことが可能ですので、ご来店の際には是非チェックしてみてください。
>>まだまだ国内ではこのようなレイアウトの飼育方法はメジャーではありませんが
手探りで飼いはじめたときからジャングルみたいなケージなんですが、そういうの主流じゃなかったんだ・・・。
まぁ確かにケージから出すときに探すの苦労することもありますが、みんなそういうものだと思ってました。
コメントありがとうございます。
そうですね、ジャングルのようなケージにしてしまうと、どこにいるのかわからない、お店としては展示という意味でちょっと不都合もありますが、カメレオンたちにはそのくらいが望ましいのでしょうね。