レイアウトについてもう少し詳しく…

書いてほしいというご要望を複数頂きましたので、以前ご紹介した飼育環境のご紹介と重複する部分もありますが、もう少し詳しくご説明させていただきます。

 

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店頭で使用しているのは、ご存知ズーメッド社のレプティブリーズです。

思えば今でこそそこそこ見かけるようになったこのケージですが、取り扱いを始めた当初はどこのお店でも販売しておらず、メーカーさんが是非使用してほしいと熱望されていたのを思い出します。

CANDLEで実際に使用した感想をそのままお客さまにお伝えさせていただき、今ではたくさんのお客さまにご注文頂くようになってきました。また、取り扱い、店頭で使用されるショップ様も少しずつ増えてきたようです。

 

次に照明ですが、こちらは同じくズーメッド社のパワーサンを使用しています。

理由はいくつかありますが、良質な紫外線がしっかりと照射されていること、熱源としての効果も期待でき、カメレオンたちがバスキングをしながら紫外線を吸収するという理想的な構図に一役買っています。また、通常でしたら紫外線灯灯とスポットライトを併用するスタイルが一般的なのに対し、この方法ですとコンセントが一つだけで済みます。この点も意外と多くのお客さまに喜ばれています。

 

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そのパワーサンのソケットですが、当店ではGEXのドームソケットを使用、そこはズーメッドじゃないんかい!!というお声が聞こえてきそうですが(笑)とりあえずこれに落ち着いています。

この利点はまず、ドーム型になっているので、周りに光が漏れず、飼い主さまが眩しくありません。さらにケージの上に直接乗せてしまっても、ドームに高さがありますので、電球が直接ケージに触れることもなく、『ただ乗せるだけ』でOKなのでセットが非常に楽です。

さらに多少の霧吹きの水が掛かっても、ドームが電球をしっかりと守ってくれます。

 

「しかしそんな距離でパワーサンを使用しすれば紫外線が強すぎるんじゃないの??」と思われるかと思います。

そこで次項のレイアウトのお話です。

 

 

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以前も使用した写真ですが、なるべく生きた植物をたっぷりと入れて、ケージ内をジャングル状態にしてしまいます。

もちろん一部造花でも構いません。

 

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大き目の観葉植物をドンと入れてしまうのも良いでしょう。

こうすることでケージの上部はしっかりと紫外線があたり、カメレオン自身が眩しくなったら、暑くなったら茂みの中に身をひそめることができるのです。

これはカメレオンの本来の生態を意識すれば自然といきつくレイアウトで、カメレオンがいつまでもケージの壁面に捕まっているようでしたら、一度レイアウトを見直してみてください。

 

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しっかりと植物でレイアウトしてやることで、カメレオンの動きも変わってくるのがわかるはずです。

ある時は日向に、ある時は日陰に、またエサを探して活動的に、カメレオンの動きから彼らの望んでいるものが見えてくるのではないでしょうか。

 

また、当店ではドリッパーを使用せず、基本的には霧吹きによる散水によって給水を行いますので、葉っぱをたくさん繁らせることで湿度の維持になるだけでなく、飲み水としても口にしやすくなります。

 

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ご覧のように、レプティブリーズを使用するとケージ上面のメッシュ部分に水滴が残ります。

これをカメレオンが発見して舐めにいくのです。

さらに、写真ではわかりにくいですが、パワーサンを使用しているのであれば、余裕があればLED蛍光灯を使用するのもおすすめです。透明感のあるホワイトの光は、ケージ内をさらに綺麗に、明るく演出してくれます。

もちろんこちらはマストアイテムではありませんので、気分に応じて使い分けてください。

 

 

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最後に床材ですが、こちらはCANDLE一押しの最強の床材『PCマット』を使用しています。

当店の人気アイテムでありますPCマット、もはや説明不要かと思いますが、光触媒の働きよって強力な脱臭、抗菌効果を発揮するマットで、このマット上ではエサの食べ残し、フンが放置されてもカビが発生せず、臭いも抑えられます。

もちろん、掃除をしなくても良いというわけではありませんが、クリーンな飼育を目指す方には心強いアイテムになるかと思います。

 

 

 

今回も駆け足で説明させていただきましたが、「こんなのが見たい!!」というご要望があればお気軽にお申し付けください。

 

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