ポツリポツリと…

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パンサーのベビーも産まれています。

この子たちは昨年末に輸入した個体からも持ち腹ハッチ。昨年もですが、マダガスカル便の輸入の際に非常に重要になってくるパンサーカメレオンのローカリティ、特にメスの正確さの重要性は何度も書いている通りですが、持ち腹個体を育てることで、その産地の個体が正しかったのか、検証することができます。

 

ちなみに昨年育成したベビーもしっかりと記載されていた産地の個体に育ちました。現地のシッパーさんにオーダーしてから、素産地に採取に行ってもらうと言う方法が確実に結果として表れています。

ちなみに今回のベビーたちも産地確認のために育成するつもりですが、ここの産地の個体群は特徴的なのでもはや間違いないと確信しています。それでも育てますが(笑)

 

 

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ちなみに店頭には他にも『訳あり』のパンサーベビーたちがいます。

ご覧になった方も多く、ご質問もたくさん頂いておりますこの子たちです。お客さまによる繁殖個体なのですが、オスは当店からの卒業生なので、産地は間違いないのですが(そもそもオスなので見た目で一発でわかります)、メス親が、他店さまでその産地名で販売されていた個体だと言うことです。

より確実でクリーンな個体をご提供するため、当店ではこの子たちを「○○産」としては販売せず、店頭に価格も表記しておりません。

パンサーの産地も所詮は趣味の範疇なので、そこまでこだわらなくてもというご意見も頂きますが、せっかく産地ごとに特徴的なカラーリングがある生き物ですので、カメレオン屋としてはそこはこだわっていきたいと思っています。

また、ローカルミックスが悪いとも考えていません。たとえばこの子はノシベとアンバンのミックスですと表記して販売する分には、飼育者さまも認識して飼育することができるので、全然アリだと思います。実際に海外ではよくあることです。

問題なのは販売店が○○産ですと表記して違う産地を販売してしまうパターン。もちろん悪気があってのものではないことも多いと思いますし、多くのカメレオンの販売店では問屋さんから入荷案内を頂いてカメレオンの仕入れを行うので、確認のしようがないという現状がありますので仕方ない部分も多いかも知れません。

 

CANDLEでは輸入元としっかりとタッグを組み、日本に来る前の段階、さらに言えば現地から出荷される前、採取の段階から現地の情報交換を行い、正しいローカリティにこだわって輸入しています。はっきり言ってただの自己満足と言われてしまえばそれまでですが、販売店兼マニアとして、そこはさらに追及していきたいと思います。

 

 

話は戻って今回のベビー。

あまり卵の数の多くありませんので販売に出せるかどうか微妙です。しっかりと育ったらご紹介させていただきますね。

さらに、あと2産地のパンサーの近いうちにハッチが始まりそうで、ベビーの育成に追われそうです。

 

 

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最後の画像はようやく脱皮を迎えたトランスエボシ。毎日見ているのでわかりにくいですが、着実に大きくなってきました。

 

 

 

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