毎年のことですが、この時期になるといよいよシーズンとなるマダガスカル便に向けて店頭の準備を進めたり、輸入ローカリティの打ち合わせをしたりと、慌ただしくなります。
昨年もそうですが、今年のワイルドのパンサーカメレオンは、おそらく別便で国内に一度入荷があった後になりそうです。
その理由はやはりローカリティにこだわっているからです。お知らせしております通り、CANDLEはワイルドのパンサーカメレオンの輸入の際、現地の方に確実にその産地まで採取に行ってもらい、間違いのないローカリティの入荷、販売にこだわっています。
それゆえ、どうしてもヨーイドンでマダガスカル便が解禁になると、集積所で集められている個体を輸出するほうがひと手間もふた手間も省けて、スピーディに輸出が可能になるのです。
当店からお願いしているシッパーさんは、その時点から各産地に飛んでカメレオンを集めるので、一度にたくさんのローカリティが集められないのも特徴の一つです。
その代わり、確実にその産地の個体、特にメスに関しても間違いない個体が到着します。集積所から輸出されたパンサーは故意ではないにしても、どうしてもローカリティが混ざってしまうことが多く、お客さまの中にはノシミチオとして購入したヤング個体がアンバンジャのように育った、という話も複数の方から伺っています。
そうなることを避けるために、時間を掛けてでも、輸入のタイミングが一番のりでなくても、CANDLEのスタイルとして今の輸入方法を続けていきたいと思っています。
さらに今年はパンサーについてもう一つ大きな輸入があります。
先日から輸入のご紹介、ご予約を開始しましてほとんど毎日のようにお問い合わせを頂いております世界最高レベルのパンサーカメレオンのブリーダー、Amazing Blue Reptiles産のパンサーカメレオンの到着も間もなくです。
いつものことながら小さなトラブル連発でサイテスの書類獲得が少し遅れてしまったのでこの時期になってしまいましたが、いよいよカウントダウンの段階となりました。
大変多くのお問い合わせ、ご予約を頂いておりまして、現段階でノシベは完売、蛍光レッドのアンビローブはまだ販売が可能です。
前回の輸入量のほぼ倍の量を輸入しますので、タイミングが合えばイベントでも世界最高のパンサーをズラリとご紹介できるかと思います。
Amazing Blue Reptilesさんとは今でも数日に一度は連絡を取り合い、お互いの飼育の現状や育成状況などの意見交換をしています。
今回も手塩に掛けて育てられた最高の子たちが到着すること間違いなしです。
ひょっとするとひょっとしますが、Amazing Blue Reptilesパンサーとワイルドパンサーの到着日程が非常に近くなる可能性もゼロではありません。
毎年毎年、パンサー天国になるマダガスカル便ですが、もし重なってしまったら、国内のどこに行っても見られないラインナップが揃うことになるでしょう。
個人的には管理面も考えないといけないので、できることなら重なってほしくないと思っていますが…(笑)
とにかく今年も最高のパンサーカメレオンをご紹介できるように準備中です。ご期待ください!!!!
ちなみに画像のジャクソンたち、エボシたちもどっさり仕上がってきていますので、九州レプタイルフェスタで選びたい放題をご覧に入れます。こちらも楽しみにしておいてくださいね。