ご来店になったお客様は、「いいものが見れた~」と、本当に満足そうな顔でお帰りになり、その顔を見ただけでも、がんばって入荷した甲斐があったとしみじみ感じています。
前回のパンサーカメレオンの入荷が25頭ほど、今回のパンサーが50頭、その前はアメージングパンサーが50頭、イエロージャイアントが4ペア、イエローリップが3ペアと、国内ではなかなか見られない量のカメレオンたちがCANDLEに到着しています。
とにかく数が多ければいいと言うわけでももちろんなく、その中身にこだわっているからこそ、今くらいの数になっています。
「よくこんなに入荷できますね~!」とお客さまからもよく言われます。客観的にみると本当にその通りで、冷静に振り返ってみるとゾッとすることも多々ありますが、これだけ思いきった入荷ができるのも、CANDLEでご紹介したカメレオンが欲しい、飼いたい!!と思ってくださるお客さまが大変多くいらっしゃるからこそです。
生々しい話ですが、お客さまに買っていただけなければ入荷はできません。これだけの量をコンスタントに入荷できることが、たくさんのお客さまに支えられ、求められている何よりの証として誇りに思っています。
この感謝の気持ちをお客さまに還元すること、それはCANDLEの立場からすると、何よりも間違いのない個体を販売すること、これに尽きると考えます。
だからこそパンサーの産地にこだわり、カラーにこだわり、クオリティにこだわり、厳選した子をご紹介しようと思っている次第です。
そんな経緯を経てやってきた今回のノシミチオ、ノシファリー、アンカラミー。
はっきり言って現地からの産地表記は信用ならないので、今回もしっかりとその産地まで足を運んで採取に行ってもらっています。
以前パンサーのローカリティについての現状を記事にしましたが、今回も向こうが主張してくる方法で集めれば、もっと楽に入荷ができていたでしょう。ローカリティの数も増えていたと思います。
一度に多くのローカリティをリクエストすると、どうしてもズルいことをして違う産地の子を混ぜる可能性が否めないので、前回の輸入時はノシボラハとアンカラミー、今回はミチオ、ファリーのみ(アンカラミーは前回分の残り)にしぼっています。現地からすると口うるさい、嫌な取引相手でしょうね(汗)。
なぜそんなに正しい産地の個体を輸入するのが難しいのか…?気になる方は店頭で聞いてください、世界の流通事情と国内の流通事情をお教えできる範囲でお教えします。
そういえば諸外国のマダガスカル便の内容を見ていると、パンサーカメレオンのローカリティが『不明』なところも結構ありましたね(汗)
メスが違う産地であれ、オスだけでも正しいだけならまだ優秀と思った方が良いのかと考えさせられました(汗)
そんなこんなで入荷しました子たちは売約の子もいますが一頭も欠けることなく全頭まだお店にいます。
日に日に上がっていく調子とカラーを見ながらニヤニヤするのがすっかり日課になってしまいました。
ノシミチオは特徴的な蛍光グリーンを発色し始めています。
中には激変して蛍光イエローに返信する子も見られ、本当に美しい発色に思わず見とれてしまいます。
こちらはメス。このメスが大切なんです。
正しい産地のメスをご紹介するために、こんなに苦労しています(汗)
ノシファリー。どうしてもカメラを向けると黒っぽくなりますが、非常に上品なパウダーブルーが発色し、ベースのホワイトとの相性はバッチリです。
こちらはメス。このメスが……以下同文(笑)
写真ではまだまだ色が伝わらないので(撮影の腕は問題ない…はず…)、やはり気になる方は現物をご覧になってほしいと思っています。
たくさんいますので、きっと迷ってしまうと思いますが、なかなかできない心の葛藤を味わえるはずです。
こちらはCB個体、世界クオリティのアメージングブルーアンビローブ。
このサイズでこの発色……本当に末恐ろしい子ばかりです。
かなり数は減ってきましたが、残っている子もすくすくと大きくなってきました。
こちらはノシベブルー。
できることなら種親に残したいと思っている子ですが、現段階ではまだ販売します。メス複数の発情が来たとき……めでたくマイペットに仲間入りします(笑)
他にもご紹介しきれない個体が山ほどいます。
どこを見てもカメレオンだらけになっていますので、是非ご覧頂きたいと思います。