たまにはカナヘビたちのご紹介

 

ここ最近カメレオンネタばっかりだったので、たまには気分を変えてカナヘビたちを。

 

と言ってもほとんど出尽くしたのでいまはネタがあまりありませんが(汗)

 

 

 

 

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Timon lepidus

 

ホウセキカナヘビです。ある意味もっとも有名なカナヘビではないでしょうか?

ある程度の大きさになり、しっかり飼い込めば良く慣れる、そして日本の寒さも保温なしで冬眠できると、ペットとしての要素をたくさん兼ね備えたカナヘビ。

店頭の子はベビーで入荷しましたが、すくすくと育ってきました。

 

 

 

 

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Podarcis lilfordi jordansi

いきなり王様の登場、カベカナヘビの王様と言われるリルフォードカベカナヘビです。店頭には本種のほかに、さらにレアだと言われておりますドラゴネラカベカナヘビ(Podarcis lilfordi gigliolii)も在庫しています。

 

 

 

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 Podarcis siculus klemmeri

 

まだ若いので発色していませんが、個人的にも大好きなクレンメリーカベカナヘビです。

押しまくっているせいもあると思いますが、大変な人気種で、店頭ではラスト1ペアのみです。カナヘビの中でもトップクラスの美しさを誇り、個人的に何匹でも飼育していたいと思っている魅力的なカナヘビ。

アダルトカラーが気になる方は学名で画像検索してみてください。

 

 

 

 

 

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Podarcis siculus campestris

 

上記のクレンメリーの亜種違い、一般的に「シクラ」と言えば本種をさすことが多いカンペストリス亜種。もちろん丈夫で飼い易く、カベカナヘビの魅力を存分に味わうことができる魅力的な種。

撮影時は冬モードのカラーで、色彩がかなり褪せてしまっていますが、オンシーズン時には背中にべっとりとエメラルドグリーンが発色し、なかなか美しいカラーを見てくれます。冬場はガッツリ温度を下げて冬眠OKです。

 

 

 

 

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  Algyroides nigropunctatus 

 

アオノドキールカナヘビです。この写真を見て「どこが青のど?」と思われる方も多いかと思いますが、こちらはアダルトになるとその真価が発揮されます。気になる方はまたまた学名をコピペして画像検索をしてみてください。

 

本種もそうですが、カナヘビはしっかりと育成してアダルトになってこそ本来のカラーになる種類も多く、なんとなくですがヨーロッパの飼育者が好む傾向にある気がします。そしてヨーロッパではやるものは日本でも受け入れらる種類が多いのは他種にも言えること、まだまだカナヘビは流行りますよ(笑)

 

 

 

 

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 Podarcis pityusensis formenterae

 

なんでこんなに色の乗っていない写真しか撮れなかったんだと悔やまれますが、個人的に最高のカナヘビの一つ、フォルメンテーラカベカナヘビです。本種とカメリアーナカベカナヘビ( Podarcis pityusensis kamerianus)は、カナヘビの中でも別格、本当に美しく、魅力的です。

ただ、流通がほぼ皆無と言ってもいいほど少ないのが難点です。非常に長寿な種類でもありますので、運よく手に入れることが出来た際には、末永く楽しんでください。

 

 

 

 

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 Takydromus dorsalis

 

 

なぜか最近になって立て続けに「JRSに持ってきますか??」とお問い合わせを頂いております、サキちゃんことサキシマカナヘビ。

南西諸島の石垣島、西表島にのみ分布するカナヘビで、日本が世界に誇る美種と言えるでしょう。現在複数店頭で在庫しています。

前回の東レプではある程度数を持っていきましたが、すべて完売してしまったほどの人気種でもあります。

「日本にいるなら自分で捕まえにいけばいいんじゃないの??」と思っているそこのあなた、一度試してみてください(笑)現地に出向き、本種の捕獲に挑戦した方は口を揃えて「購入した方がはるかに楽」と仰います。フィールドに出向く意味はそれだけではありませんが、とにかく動きが早いので捕らえるのはかなり重労働です。

 

 

 

 

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Takydromus toyamai

 

ここ最近の気温の変動でどうも発情したようです(笑)

 

上記のサキシマカナヘビもかなりのレア種ですが、それを遥かに凌ぐ希少性を持つミヤコカナヘビです。

 

なんたってこのカナヘビ、世界中で宮古諸島にしか生息していません。しかも現地でもまず見ることが出来ないと言われているような種類です。現地の人ですら見たことがないと言う方がほとんどのカナヘビです。

そして本当に幸運にもバスキング中の彼らを見つけることができたとしても、少しでも人の気配を感じると電光石火の速さで茂みの中に消えていきます。まさに「はぐれメタル」のようなカナヘビなのです。

飼育下では意外と図太く、ご覧のように人前で交尾をしてしまうくらいになります。食性は昆虫をメインにゲッコーフードもよく食べます。

まさに「現物を見られただけでラッキー」な超レア種なのです。

 

 

 

 

 

 

 

全部ではありませんが、とりあえず店頭のカナヘビたちのご紹介でした。本日ご紹介のカナヘビは店頭でご覧いただくことが可能です。是非是非現物を生でご覧になって頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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