もったいないけれど……

 

 

イベント前のギリギリ入荷のパンサーたち、意外にも「メスはいますか??」というお問い合わせを多く頂いております。

 

特にマソアラとアンバンジャのお問い合わせが多く、当然種親候補にとお考えのお客さまばかりです。

 

確かにメスはいるのですが、前述の通り今回は販売はしない方向です。

以前から書かせて頂いておりますが、マダガスカルからの輸入者、輸出者が増えて流通が安定に近くなるのは喜ばしいことなのですが、産地違いのメスが販売されている例が非常に目立ちます。

現地の話を聞いていると、その産地まで採取にいかないと確実な産地のメスを販売することは不可能ではないかとすら思えてきました。輸入されてきたものをそのままその名前で販売するだけでは正しいメスにあたる方が難しいのではないかと思います。もちろん完璧にメスを見分けられる目を持っているならば話は別ですが…。

 

個人的にそんな目は持っていませんので(汗)、自分でオーダーしていない今回のメスの販売は控えようと考えました。もっともっと国内のCBのレベルを上昇させるべきなのに、自分が曖昧な個体を販売していては本末転倒です。

 

 

 

しかし今回のメスたちは体格も良く、実に惜しいところなのです。

 

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こちらはアンバンとして入荷されてきました個体、個人的見解ではたぶんアンバンジャだと思います。

 

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同じくアンバンジャとして入荷されました個体。

 

 

 

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ノシファリーとして入荷しました個体。西側のパンサーの特徴は出ているものの、先日輸入しましたファリーとはちょっと違うように見えます。

 

 

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マソアラとして入荷された個体、この子はおそらくマソアラもしくは周辺の東海岸の個体群でしょうね。このあたりはわかりやすくて助かります。

 

 

いずれにしても、この子たちは近いうちに南国ファームへ送ってのんびりと暮らしてもらおうかと思います。

遠いマダガスカルからやってきたので、地球規模で見ればマダガスカルとほぼ同じ位置にある南国ファームで、故郷の気候を思い出しながら元気に過ごしてもらえればと思っています。

 

 

 

 

 

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メス繋がりで、ほぼ隠れてしまいましたがAmazing Blue Reptiles 産のアンビローブのメスたち。

一応販売中ですが、もう売る気はあまりありません(笑)

 

非常に良い体格に育ってきましたので、かなり多めに種親候補としてキープしようと思っています。

この子たちが全員産卵可能サイズになったら……考えただけでワクワクしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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