お待たせしました、やっとブログを更新します。と言っても今日は駆け足です。
東レプから帰ってきた当日に到着という鬼のようなスケジュールで到着しましたお待ちかねのタンザニア便、おかげさまでメルマガ配信後の火曜日は一日中お問い合わせの止まらない一日となり、ご来店のお客さも凄まじかったのでまったく撮影もできず……疲労も重なった半分放心状態になっていました(笑)
今回入荷のカメレオンは総勢200頭以上、これでも予定よりかなり減った方です。とりあえずお問い合わせが多いので、とりあえず撮影しました画像をご紹介させていただきますね。
安定の人気種メラーカメレオンです。
今回は通常カラーの子とホワイトタイプが少数のみ到着、メラーは言われておりますように明らかにカラーバリエーションがあり、今後は現地とうまく連携してタイプ別にオーダーできるように話し込みを進めていくつもりです。
デレマカメレオンは若い個体からアダルト個体まで、メス多めで到着。
画像のオスは背中が少し欠けていますが、それさえなければ完璧、という個体なのであえてモデルとして起用。相変わらずいいカメレオンですね。
ジャクソンカメレオン“メルモンタヌス”
ご存知三本角が人気のジャクソンカメレオン、三亜種が知られている中で最小の亜種です。じっくり仕上げれば全身がミントグリーンに頭部の縁取りがイエローに仕上がり、大変美しいカメレオンです。今回は若い子からアダルトまで選べます。
とはいえ、タンザニア産カメレオンの中でもトップクラスに輸出枠の少ない種類、いつでも手に入るような種類ではありません。
個人的に大好きな種類、テヌエドワーフカメレオンです。
なかなか国内では見かけることのない種類で、知らない方も多いかと思います。見た目は「めちゃくちゃ貧相で弱そうなカメレオン」ですが、意外と飼育しやすく、仕上げると鼻先が非常に鮮やかなグリーンに染まり、タイミングによってはボディ全体に非常に細かいブルーのドットパターンが発色します。前回も極わずか、今回も入荷数は多くありません。
ワーナーカメレオン。
こちらも角系では定番……と思わせつつ、実は輸出枠はメルモン並に少ない、現地のレア種なのです。
今回は持ち腹らしき個体も到着しております。こういった種をしっかりとブリードし、世界に向けて発信できるようになれば日本のレベルも世界に通用するようになることでしょう。
世界には本種のようないわゆる角系高山種をコンスタントにブリードしている猛者がいます。自分でも挑戦してみたいのですが、今の業務に追われまくっている現状では絶対無理です(汗)素直にお客さまに託します。
グラキリスカメレオン。
いわゆるカメレオンらしいカメレオンです。
価格もお安め、典型的なカメレオンということで初めての方が飛びつきやすいカメレオンですが、生体のお値段は安くてもしっかりと設備は整えてください。今回は小さ目の個体が中心ですが、しっかり仕上げると本種も非常に格好良く育ちます。
ディレピスカメレオン。
グラキリスカメレオンと以下同文…と言いたいところですが少しだけ。
ディレピスカメレオンはアフリカに広く生息しているカメレオンで、かなり多くのタイプが存在します。体のサイズもそうですが、カラーパターン、フラップの大きさや形状、好む環境も若干違います。
タンザニアからくるディレピスは通常はフラップが小さ目で全長20cmちょいの個体が多いのですが、今回はかなり大き目の個体が多く、パターンも若干違います。広大なタンザニアの中でもいくつかのタイプがあるのでしょう。価格はお安めですが奥の深いカメレオンです。
ルディスカメレオン。
みんな大好きルディスです。ご紹介直後から非常にお問い合わせが多く、改めて本種の人気を再認識させられました。
何を隠そう本種が今回の便が遅れた張本人なのです。次回は大丈夫……と思いたい……。
久々にやってきましたトゲトゲカメレオンことモロクカメレオン。
比較的最近になって紹介されました種類で、その容姿に度肝を抜かれたファンは多いことでしょう。
飼育欲をそそりますが、見た目が特殊な種類は総じて飼育の難しい種類が多いという謎のジンクスが存在する爬虫類業界ですが、本種は意外なほど環境耐性があり、拍子抜けをしたことをよく覚えています。
かつては大変高価なカメレオンでしたが、昨今ようやく手が出るくらいになってきました。狙っている方はこの機会にどうぞ。着状態も非常に良いです。
なんで本来の色を出してくれないのか…と残念感丸出しのフィッシャーカメレオン。
この写真を見て「あれ?いつもと違う?」と思われたお客さまは相当なフィッシャー通でしょう。お約束の産地違いの個体群なのでしょう。いつも到着するmultituberculatum とは見た目が少し違いますね。
コノハカメレオンたちも多めに到着しています。
毎回当店ではレイアウトケージで自然発生しているコノハカメレオンたち、お客さまのところでもベビー誕生のニュースをよく聞きます。
レイアウトケージでワラワラさせてみてください。
そしてレア種、スピノーサスコノハカメレオンです。
少数のみの到着ですが、前回も即完売してしまいましたコノハらしからぬコノハ。苔生したような独特の体色は本種の生息地の環境を容易に想像させてくれます。上記のコノハカメレオンとは要求する環境が少し違いますので注意してください、詳しくはお問い合わせくださいね。
到着直後のカメレオンはとりあえずガッツリ給水させます。見た目は悪いですがそんなこと言っていられないので(笑)店内のメインのカメレオン棚のミストをフル稼働してガッツリ給水しました。これをやるかやらないかで結果が大きく変わります。
やっと最後、アフリカウシガエルです。
タンザニア産ということで、コガタアフリカウシガエル(Pyxicephalus edulis)のはずなのですが、なんだかいつも見ているコガタとちょっと違うような気がしないでもないです。ワイルドの大き目個体ですので、ベビーとは違っていて当然ですが、こちらも興味深いです。
こちらも選べるほど到着していますので、お気に入りの一頭を見つけてください。
とりあえずざっとご紹介させていただきましたが、ご質問等はお気軽にお願いします。メールはどんどん溜まっていっていますので、お急ぎの方はお電話の方が早いです。
よろしくお願いします。