新年、あけましておめでとうございます。怒涛の2013年が終わり、いよいよ2014年がスタートしました。

2013年は、CANDLEにとって大きな変化の1年となりました。

いつものことですが、カメレオンたちの入荷数も前年より増加し、多くの種類、個体をお客様にご紹介することができました。

現地便のルート開拓も前年より活発で、現地にしっかりとリクエストを飛ばしたがゆえに実現した入荷が数々ありました。

得意のマダガスカル便は産地の確実な各ローカリティのパンサーカメレオンをご紹介でき、前年も大変喜んで頂けましたノシファリーもしっかりと個体のタイプまで指定して現地から入荷することができました。

滑り込みのもう一発のマダガスカル便では、正真正銘、「これが本物！」というマソアラをご紹介させていただき、全国のお客さまから大変大きな反響を頂きました。

実はこのマソアラは現地にオーダーして入荷したローカリティではありません。個人的にマソアラというローカリティは国内外問わず、定義がイマイチはっきりしなかったので、CANDLEでは取り扱いをしていませんでした。

以前の記事にも書きましたが、今回輸入されてきた全個体のカラーをチェックすることで、マソアラというパンサーの定義がかなり固まりました。これも現地でローカリティを完璧に分けて採取、出荷してくれるシッパーさんのおかげです。

他にも輸入関連のできごとは数えきれないほどありますが、やはりCANDLEとして大変大きな出来事となりましたのが、南国ファームの始動です。

遠く離れた離島、赤道を挟んでマダガスカルとほぼ同位置にある場所にスタッフが在住し、動物のブリーディング、ストックを目的として広大な敷地を用意しました。

9月の始動時にはまだ何もない状態でしたが、現在では屋内、屋外飼育スペースともに少しずつ充実しており、現在は数十頭のカメレオン、フトアゴなどが暮らしています。

南国ファームの気候を利用して始めた本格的なシルクワームの生産、販売も大変好評で、おそらく全国でCANDLEでしか生産不可能な、『南国の桑の葉』をエサとして与えて育成しているシルクワームを週に数万匹という単位で育成することが出来るようになりました。

肝心なカメレオンたちはまだまだこれからですが、将来的には南国の気候でのびのびと育てたCB個体たちを大量にご紹介できる日が来ると確信しています。

シルクワームとともに、カメレオンのブリード数も全国トップを目指して本格始動していますのでお楽しみに。

大きな飛躍の年となりました2013年、今年もたくさんの計画がありますので、自分自身もそうですが、お客様の好奇心を刺激し、CANDLEだからこそ味わえる心躍るような入荷、ファームプランをご紹介してまいります。

自分自身まだまだ未熟で勉強中の身でありますが、少しでも皆様の感動に貢献できるよう、全力で頑張ってまいりますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。