先日の静岡で開催されました冬レプでも、大変多くのお客さまにお求め頂きましたコノハカメレオンたち。
体は小さいながらに一丁前にカメレオンで、ゆらゆらとした歩き方、しっかりと舌を伸ばしてエサを捕らえる様子など、スケールは小さいですが一連のカメレオンの行動を観察することができます。
また、体が小さいので飼育スペースを大きくとらなくても飼育が可能という点も人気の秘密と言えるでしょう。
そんなコノハカメレオンたち、最も多く頂きましたご質問が「お店ではどのようにして飼育していますか??」というものでした。
個別で詳しくご説明させていただきましたが、お店では土を敷いたガラス水槽で飼育しております。
植物を植え、その植物に散水で水を与えるときにカメレオンにも給水をする、といったイメージです。多くの方にお伝えしましたが、「カメレオンを飼う」というよりは「環境を飼う」というニュアンスに近いと思います。
こちらが実際にコノハカメレオンを飼育しているケージです。
水は霧吹きで与え、エサはケージ内にばら撒いて与えます。この方法でコノハカメレオンは自然繁殖しており、気が付けば小さなベビーがケージ内を歩いていることも珍しくありません。
ベビーの成長も非常に早く、生後半年くらいもあれば親と同じサイズくらいに育ってしまいます。
ライフサイクルが早いと言うことは欠点でもありますが、次世代の誕生も早いということです。環境を整えてやれば飼育開始から早ければ三か月後にはベビーの誕生を目の当たりにすることができます。
ケージ内の植物とともにカメレオンのベビーも育っていき、次の世代を残す様子を観察する……非常に贅沢な時間だと思います。
レイアウトケージの作り方もご説明させていただきますので、やってみたいと思われたお客さまはお気軽にお問い合わせください。
こちらはそんなコノハたちと一緒に輸入しましたブルーゲッコー。イベントでも大変好評だったため、300頭輸入しましたが残りが少なくなってきました。
こちらも環境を整えておいたら勝手に繁殖するタイプのヤモリですので、その鮮烈なカラーとともに自然繁殖の経緯をお楽しみください。
こちらはいきなりマダガスカル産になりましたが、状態も色彩も大変落ち着いてきましたカーペットカメレオン。
極彩色を見せ、ご来店のお客さまの目を楽しませています。
大変活発なカメレオンですので、サイズのわりには少し広めのケージでの飼育がおすすめです。コロコロと体色を変化させる様子を楽しんでください。
店頭にはまだまだご紹介しきれないカメレオンたちが盛りだくさんです。紹介してほしい種類がありましたらお知らせください。
昨日になりますが、ようやくタンザニアに次回の輸入アイテムの案を送りました。
ちょっと難しい数のカメレオンもいた(タベタヌム40頭とか……)ので、種類と量を再度調整する必要がありそうです。前回5頭のみで、逃してしまった方も多いと思われますメラーカメレオンも、今回はどっさり輸入できる予定です。
個人的にはテヌエドワーフカメレオンは必ず輸入したいと思っていますので、サイテスの取得種と相談しながら、数量を調整しておりますので、輸入はもう少し掛かりそうです。まだまだ輸入リクエストは可能ですので、「これを入れてほしい!」という種類がありましたらお気軽にお申し付けください。