CANDLEの店舗がある兵庫県宝塚市では、まだまだ寒さが厳しく、本格的な冬の到来を感じていますが、南国ファームではそんな冬の気候をつゆ知らず、屋外の作業は短パンにTシャツというスタイルで行っているとのことで、なんともうらやましい限りです。
そんな南国ファームから、カメレオンの産卵場の画像と産卵シーンが届きました。
これが産卵用スペース。
今までのファームではカメレオンの頭数を考慮し、産卵ケージを一つしか設置していませんでしたが、南国ファームではブリードする頭数も飛躍的に多くなってきますので、常時産卵可能なケージを、現段階では三台用意しています。
画像ではわかりにくいですが、ケージのサイズも南国サイズで、のびのびと産卵することができるようになっています。
そんな産卵ケージでは現在三頭のカメレオンが産卵待ちで、その一部の報告が届きました。
こちらはエボシ。産卵まであと一週間くらいでしょうか。
真っ青なオスと交配をさせましたノシベブルーのメスは二頭が産卵スタンバイで地面に降りています。
一頭は画像の通り、穴掘りを始めていました。
しばらくするとこの通り。
一連の産卵行動を経てしっかりと産卵しました。
その後しっかりと埋め直しをし、卵を回収すると次はアンバンジャの産卵が控えています。
それまでにもう一頭のノシベが産卵を済ませ、エボシも産卵するでしょう。
先日すでに産卵を終えたメスはもう一頭のメスの産卵中くらいに次の発情が来るはずですので、タイミングを見て交配させるつもりです。エボシはこの二頭のほかに、4頭の種親メスが控えています。
もちろん種親候補たちは、南国の桑の葉をタップリと体内に蓄えているシルクワームを食べています。あまりにも恵まれた南国の気候の中で、確実にCANDLEのブリード計画は進んでいます。
話は変わって本日店頭にお客さまが連れてきてくださったエボシ君。CANDLEが自信を持ってご紹介させていただきましたブルー血統の子です。画像では伝わりにくいですが、深い青みの発色を放ち、大変美しく育っています。
これからも、どこに出しても恥ずかしくない血統をご紹介し、またファームではブリードしていきますので、ちょこちょこチェックしてみてください。