またまた南国ファームより、とシルクワームのお話

よくご質問頂きます南国ファーム、いったいどんなところで何をしているところなの??と聞かれます。

南国ファームとは南西諸島某所、赤道を挟んでマダガスカルとほぼ同緯度にあります場所に設立したCANDLE所有のファームで、現地で専門のスタッフがカメレオンをはじめとする各種生体の繁殖とエサ昆虫の繁殖、そして桑の葉の刈り込みを行っているところです。

まだまだ起動したばかりなので未完成ですが、先日に引き続き今日もファームからパンサーカメレオン産卵のニュースが飛び込んできています。

 

140225-IMG_3563

140225-IMG_7220

 

将来的には世界に向けてのブリーディングを進められるほどの敷地規模ですので、少しずつではありますがこだわりの血統を種親候補に、マイペースでブリーディングを進めていきます。

種親候補にこだわっているからなかなか種親を増やすことができていないのですが、そこは自分なりのこだわりをもってしっかりとチョイスしていくつもりです。

基本的には海外のCB個体は、自分自身が信頼をおけると判断したファームの子しか取り扱いません。ヨーロッパではパンサーカメレオンのメスに関しての認識がほとんどなく、オスはしっかりと分けているけれどもメスはどの子も同じと見られているのが現状です。実際にローカリティをミックスすると派手な子が産まれることが多いので、ペットとして楽しむ分には問題ないと思いますが、ミックスの子が〇〇産ですとして輸入されていたり販売されていたりすることもあるので注意が必要です。

いつものごとく話がそれてしまいましたが、CANDLEのファームでは基本的に産地に間違いのないワイルド個体を種親として導入できれば、と考えています。

 

 

 

140225-IMG_8289

そして今やCANDLEのエサ昆虫で一番の人気っぷりを見せているシルクワーム。

今週はやや品薄になってしまい申し訳ありません。想像以上にご注文を頂いてしまいまして、店頭の在庫分では対応しきれませんでした。本日は急遽ファームから取り寄せていますが、1000頭強の数なのであっという間に完売してしまうと思います。

一時は数十万匹いたファームのシルクも、今は数万匹程度です。もちろん今週もしっかりと卵を孵化させていますので、少しずつ数を回復していきます。

 

もちろんシルクワームにはこだわりの桑の葉をエサとして与えており、南国ファーム直送の桑の葉も大好評です。

シルクの価格も以前よりは据え置きになりましたが、正直言って値段だけを見るならばCANDLEより安く販売されているところはあると思います。

CANDLEのこだわりは「エサのエサ、その環境にまでこだわって」です。桑の葉の空輸費用も掛かりますし、現地スタッフの人件費も掛かります。とりあえず現状では今の価格が限界です(涙)

そのかわり、南国の桑の葉をたっぷりと食べている栄養満点のシルクワームをお届けします。現在販売されているほぼ100%のシルクワームが人工エサで育成されています、中にはシルクの画像だけ桑の葉を食べている写真を載せて、実際は人工エサを食べているシルクワームを販売するというとんでもない話もお客さまから伺いしました(←人工エサが悪いと言っているわけではありません、念のため・汗)。

当店から発送するシルクワームの箱の中には、ほぼ例外なく新鮮な桑の葉が同封されていることがご利用頂きましたお客さまはお分かりかと思います。

シーズンになれば当店と同じように、『桑の葉育ちのシルクワーム』として販売されるところがあるかと思います。しかし内地の桑の葉は秋口までしか葉を付けませんので、年中販売することができません。

以前にも書かせていただきましたが、エサとしてご利用のお客さまにとって供給が不安定になるというは、飼育について大きな不安要素になります。

CANDLEでは『ハイクオリティのものを安定して供給すること』が、お客さまに対する誠意だと思っています。

 

 

今日はそんなこだわりのシルクワームのお話でした。

 

 

 

この記事にコメントする

お名前 *

Email

Website

candle

Copyright c 2005-2013 CANDLE All rights reserved.